日本地域包括ケア学会第7回大会開催のご案内
日本地域包括ケア学会第7回大会申し込み受付中です。
●学会参加費:1,000 円(手数料・税込)
●本学会は感染症予防、防止のため、会場での参加者数を制限しております。
会場での参加者定員を超える場合は、オンラインでの視聴となります。
※会場・オンライン参加のいずれも、下記Peatix サイトからの事前申込となります。
お申込みはPeatix サイトにて受け付けております。
Peatix でのお申込みにはPeatix アカウント登録が必要になります。また参加費のお支払いはクレジットカードやコンビニエンスストアでの支払いとなります。詳細はPeatix サイトにてご確認ください。

基調講演 「在宅療養を支える医療介護と暮らし支援~身寄り無し者急増を踏まえて~
2040 年の日本を展望すると高齢者人口の伸びは落ち着き、現役世代(担い手)が大幅に減少をしていく。さらに単身世帯の増加、
親族の減少、近隣関係の希薄化により、今後「身寄り無し高齢者」が急増していくことが見込まれている。厚生労働省では「身寄り
がない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」「身寄りのない高齢者を介護施設等で受け入れる
ときの主なポイント」等を発出し、身寄りがないことで医療や介護分野での不利益がおこらないように注意喚起をしている。一方で
そのような高齢者が在宅療養をするためには、医療介護だけではなく、暮らしの支援も重要となってくる。本講演では身寄り無し高
齢者の課題に対し、地域包括ケアの視点で今後どのような施策が考えられるのかを明らかにしていく。
シンポジウム① 「地域包括ケアを支える在宅療養の担い手」
全国各地で地域包括ケアが進み、病診連携・医療介護連携・多職種連携などが地域に合わせた形で構築され、医療介護分野で支える
体制は日々進化をしている。今後増加することが見込まれている85 歳以上の高齢者は医療や介護のほかにも「社会的孤立」「経済的
な課題」「様々な場面での意思決定」など多様な課題を抱えており、単に在宅医療を提供するだけでは十分な支援ができているとは言
い難い。本シンポジウムでは全国でも先進的な在宅医療・暮らしの支援に取り組んでいる演者をお招きし、在宅療養を支える仕組みと、
超高齢社会でも誰もが暮らし続けられる地域をつくるための道筋を示していく。
シンポジウム② 「在宅医療の仕組みを支える医師会の活動」
新たな地域医療構想は、在宅医療・外来、介護連携等も対象とすることを明示したうえで、高齢者の増加や人口減少がさらに進む
2040 年とその先を見据えて、全ての地域・世代の患者が適切に医療・介護を受けながら生活し、必要に応じて入院し、日常生活に戻
ることができる体制構築を目的として掲げている。地域包括ケアシステムは地域特性に合わせた形で構築されることを想定している
ため、各地域の在宅医療の全体像は、地域医療構想調整会議等を通じて構築していくことになるが、その取り組みの状況は千差万別
であり、十分な在宅医療の質や量の確保は個々の医療機関の努力だけでは難しい。本シンポジウムでは都道府県及び郡市区医師会が
中心となり進めている在宅医療を支える活動を紹介するとともに、2040 年の目指すべき将来像について明らかにしていく。
学会アーカイブ
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